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森産婦人科に“妊産婦、乳幼児向けのMori Library”がオープンしました!!!

まず最初に、12月4日に大震災から1000日を迎えましたが、被災地で粘り強く地域の復興に向き合っている方々に心よりエールをお送りしたいと思います。

また、これまで私たち守る会を通じて被災地を応援して下さった皆様に改めて御礼申し上げます。

さて、この夏に“東日本大震災復興支援財団”様の支援金を中心に、北欧の海運会社の”ワレニウスウィルヘルムセン社”様のご寄付も活用して、森産婦人科の暖房、給湯設備が復旧しました。
(今年の冬は、一昨年、昨年に増して院内はポカポカと温かいと思います♪一歩一歩ですが、分娩再開に向けて進んでいきたいと思います。)

次に、森産婦人科と地域の妊産婦、乳幼児をソフト面で応援したいと考えて検討し始めたのが待合室の専用図書館作りです♪
企画から準備、開設まで5ヶ月を有しましたが、先月11月25日(月)にお陰様で無事にオープンを迎えました。ご協力をいただきました多くの方々に深く御礼申し上げます。
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オープン後の様子は・・・

じゃっじゃじゃ~ん♪
早速、初日に地元の妊婦さんが以下の3冊を借りられました!
「ママのおなかをえらんできたよ」
「3歳までにやっておきたい育児法ベスト30」
「大丈夫やで 〜ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし〜 」

森先生から、携帯メールで
「その後、毎日のように本を借りる人がいるようです。libraryを開いて良かったと思います。ありがとうございます。」という嬉しいお知らせをいただきました!

このライブラリーは、スペースの関係もありオープン当初は約150冊と数多くの蔵書はありませんが、以下の5つの誇れる内容になっています!!!
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1.妊産婦、乳幼児向けの書籍に限っていますので、その分野だけで比較すれば大きな図書館の蔵書にも劣らない内容です。
(アマゾンの同分野の人気ランキングの上位の多くが網羅されています。)

2.全国の多くの方々のご賛同によって蔵書が準備されました。その仕組みも画期的で、ネット上(アマゾンの被災地支援、ほしい物リスト)を利用し、賛同された方が書籍を産婦人科医院に直接お贈りいただいています。

3.実践に即した書籍が充実しています。今回、アマゾンの欲しい物リストでの活動とは別に、守る会メンバーのお子さんが通う”目黒区立ひもんや保育園”の父母会様が特別に協力下さいました!
具体的には、この秋に行われたレクリエーション行事の際に書籍の寄付を募って下さり、子育て世代のおススメの書籍53冊をお贈りいただきました!

4.世田谷の6名の高校生も企画準備に参加しました。そのきっかけは、守る会のメンバーの子どもの夏休みの課題としてのボランティア活動でした。それが、いつの間にか輪が広がり、今回の中心的な役割を担当してくれました。
「本棚の選定」「アマゾンでの書籍選定」「運営ルール、告知ポスター、貸出ノート作り」そして、「かなり素敵な蔵書ステッカー作り」など。。。
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産休中の学校の先生、図書館の先生や、知り合いの保母さんも巻き込んで、彼らなりに意見を聞きながら準備した様です。
ボランティアの概念がイマイチわからず、受け身のままの姿勢に対して守る会のメンバーから、叱咤(?)激励されたと思います。しかし、彼らの手伝いがなければこんな素敵なライブラリーは出来ませんでした。

5.全国や東京からの支援だけのライブラリーでなく、地域の子育てが一段落する方からの書籍も受け入れ地域循環型の仕組みになりそうなことです。
本棚の容量を思ったより使用しましたので、もう1つ追加で大型書籍も入る本棚の増設を予定しています。
また、高校生が作った蔵書ステッカーは、書籍増加分の枚数を余裕を持って作りました。“子育てが落ち着いたら有益な書籍をお持ち下さい”という呼びかけ(告知ポスター)をしているので、森産婦人科を中心にしてこの輪が広がっていくと期待しています!
また、設置は森先生と私(玉井)で行い、運営の管理は医院の事務さん達にお願いをしました。今後も地域の方を巻き込んで自律的で、さらに良いライブラリーに進化することを期待しています!!!

◎守る会自体でも、ライブラリーの蔵書充実とより良い運営を見守っていきたいと考えますので、引き続きご協力をいただけます様お願い致します。

(嬉しいこぼれ話)
設置は、主にオープンの前日11月24日(日)に森先生と私で行いました。

今回、1つ1つお贈りいただいた書籍の梱包を開きながら、それらに込められた温かいお気持ちを森先生とひしひしと感じました。
お一人で1冊お贈りいただく方もいれば、5冊、10冊とまとめてお贈りいただく方もいます。多い少ないに関係なく、確実に皆様のお気持ちを受け止めることが出来たことはこの上ない幸せで、開設作業をしながら森先生と「本当に有難い!」とお互いに言い合っていました。

そんな中、1度に15冊くらい纏めてお送りいただいた方がいて、書籍と一緒にメッセージカードが同封されていました。
「森産婦人科で生まれた自分の誕生日の記念に、また書籍をお贈りします。(9月)」
そんな内容でした。。。
その方のお名前には、何だか見覚えがあり「また書籍をお贈りします。」
という文章のフレーズが気になり、送り状の山を調べますとありました。確かにありました!
同じ方から7月にも同様に沢山の書籍をお贈りいただいていました。メッセージを詳しく読むと東京の狛江市在住の方(50歳くらい)で、森先生のお父様が院長をされていた時期に、森産婦人科で誕生された方でした。
狛江市というと、偶然ですが、守る会がある世田谷区のお隣ですし、お手伝いをしてくれた高校生たちが通う学校からは歩いて行けるくらいの距離です。その方が偶然にも私たちの活動を目にされそして応援してくださったことは偶然にしては出来すぎなくらいです。
もちろん、この方だけでなく本当に多くの方の温かいお気持ちでこのライブラリーが無事オープン出来ました。しばらく余りの有難さ、感激で森先生も私も何もしゃべれなくなりました。。。

(お知らせ)
書籍をお贈りいただきました方で、ご住所お名前が分かっている方については、森先生から少しずつお礼のお知らせをお送りさせていただく予定です。
ただ、一時期の森先生は、医院の再開だけを優先してご自宅は被災し復旧しないままでした。診療と被災後の二重生活の状況ですので、順次、お礼のお知らせをお送りすることをご理解をいただけますと幸いです。
また、アマゾンの欲しい物リストの仕組みの関係で、お贈りいただいた方のご住所やお名前がわからない(送り状にも、明細にも送り主情報なし)ケースがかなりの数を占めています。直接お礼をお送り出来ない方々のために、お礼状の代わりにこの場をお借りして皆様のお気持ちに対するお礼をお伝えさせていただきます。何卒ご理解いただけますと幸甚です。

(お願い)
実は、大型絵本など最初に考えていた本棚で上手く収納出来ない書籍が少しあるのと、書籍をより魅力的に並べるために追加で1つ本棚のご寄付を募りたいと思います♪

欲しい物リストに、掲載させていただきましたので是非是非、ご支援を賜れれば幸甚です!

さらに蔵書の充実を図りたいので、書籍のご寄付も宜しくお願い申し上げます。
随時、リストには書籍を追加して参ります。

以上、気仙沼の森産婦人科医院の“Mori Library”オープンのご報告をさせていただきます。有難うございました!
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森産婦人科医院復旧プロジェクト 活動報告

公益財団法人東日本大震災復興支援財団の「子どもサポート基金」を受けて活動していた「気仙沼医療圏森産婦人科医院復旧プロジェクト」について、この度、第3期の活動報告をさせていただきました。

このプロジェクトは、気仙沼の産科医院を復旧支援することで、新生児、妊産婦の健康と安全を確保するとともに、新しい命の誕生を支えることで将来に繋がる年代を構成し地域コミュティの復興を目指しています。
第一期の支援で妊婦健診、外来診療の再開を果たし、今回は分娩再開に向けて、分娩、入院業務を行うためのボイラー及び水道施設などのインフラの復旧を目指していました。

森先生のなかに、今回の復旧工事が少しでも地域復興に繋がってほしいのでぜひ地元の業者にお願いしたいとの強い希望があり、そのため予定より工事の開始がかなり遅れてしまいましたが、6月27日に無事工事を完了しました。
ボイラー

工事終了後、森先生からは、
『お陰様で外来診療、検診を再開し、次は分娩の再開を少しずつ準備していきたいと考えています。被災後の復旧について、逡巡することもありますが、多くの方々からのご支援に背中を押されるカタチで少しずつ前に進んでいます。まだまだ時間がかかりそうですが、引き続きのご支援をお願い致します。』
というご報告をいただきました。

工事を請け負ってくださった澤井製作所様からも、
『森産婦人科医院さんは、被災前はとても人気のある産婦人科で、宮城県(気仙沼)だけでなく、隣の岩手県からも出産のために人が来ていました。うちの従業員の中にも森先生のところで、お子さんを出産した人がいます。現在、気仙沼市立病院で出産は出来ますが、何ヶ月も前に予約等をしておく必要があり、民間の医療機関による柔軟で素早い対応を期待する地域の声は多いです。里帰り出産など森産婦人科の役割は大きいので、一日も早く出産再開をしてほしいと考えています。』
というメッセージをいただきました。

今回の工事を契機に、森産婦人科医院が入院対応を再開されることを心より期待しています。改めて東日本大震災復興支援財団様、及び財団の理念、ビジョンに共感しご寄付をいただいております方々に、厚く御礼申し上げます。今後も皆さまのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

以下、森先生から頂いたお手紙をご紹介させていただきます。
手紙

拝啓
 この度は、東日本大震災被災地における地域医療を守る会を通じ、東日本大震災復興支援財団様より多大なるご支援をいただき、当院のボイラー設備が復旧いたしたこと大変感謝申し上げます。工事にあたり気仙沼の設備会社の都合があり、工事開始が大変遅れてしまいましたが、私がどうしても気仙沼の業者を使って修復したいという気持ちがあり、守る会のメンバーにもご理解をいただき、気仙沼の澤井製作所さんにお願いができたことについても感謝申し上げます。
 当院はいまだ外来診療のみですが、24年度は300万円位の赤字でした。当院の辺りは被災地域で、最初は外来患者さんも少なく、どうなることかと心配しましたが、最近少しずつですが増加してきているようです。ボイラーの復旧もまだ一階部分のみではありますが、少し先が見えてきたように思います。分娩の再開はまだ先ですが、状況を見て前に進んで行こうと思います。
 この度の御支援本当に有難うございました。
                                        敬白
平成25年6月27日
                                      森 良一郎

東日本大震災復興支援財団をご訪問して参りました

ご報告が遅れましたが、6月5日に“守る会”の活動を助成支援をしていただいております“東日本大震災復興支援財団”をご訪問して参りました。

財団は、汐留のオフィスビルにあります。
汐留に行くのが久しぶりなこともあり、また、財団の方と直接お会いするのも初めてだったので、少し高揚した気分でお伺いしました。

ご訪問の主旨は、今回2回目の助成を受けた“気仙沼の森産婦人科の復旧支援事業(ボイラー、暖房施設)”の進捗のご報告とご相談でした。

被災地での工事は、資材不足や工事をされる人員の確保が出来ず、“費用の高騰”と“工事スケジュールの遅れ”に悩まされている状況とお聞きしています。

該当の復旧工事は、森産婦人科の院長先生から、地元(気仙沼)の設備会社に工事はどうしてもお願いしたいとの強いご意向もあり、守る会で当初予定していたスケジュール通りには残念ながら進めることが出来ませんでした。

今回の支援を通じて、被災地と歩調を合わせた復旧支援を進めるには、バランスをとりつつ、少し強いリーダーシップを持つ必要を実感しました。
(結果としては、被災地で希望するタイミングで工事を進められ肩の荷が下りました。)

大変有難いことに、財団の皆様にも温かいご理解をいただいて、無事、プロジェクトを進められそうです。

6月末には、ボイラー等の施設の復旧工事が終了する予定ですので、改めてご報告をさせていただく予定です♪

◎ご支援をいただいている“東日本大震災復興支援財団”のHP
(私たち守る会は、東日本大震災復興支援財団から“子どもサポート基金”の第1回と今回の第三回の助成支援をしていただいております。)


最後に、
財団の方とお話をさせていただいて、被災直後1〜2年の「緊急対応」の支援から現在は、「継続活動」「社会支援」に現地のニーズや、支援活動が変わっていることのお話を伺いました。
今後、私たち守る会も、現地のニーズを良く考えながらお役にたてるようにご支援を継続したいと思います♪

守る会 事務局 玉井

本吉地域で在宅医療を

しばらく、更新が滞ってしまい、ごめんなさい!

昨年11月から3月末まで、本吉地域の地域医療を充実させるため、在宅医療を強化しよう!ということで、在宅医療を進めていくために、住民向けシンポジウムや、地域の介護職や看護師さん等、多職種向けの研修事業を行っていました。

本吉病院は、昨年、山形から川島実先生を院長として、島根県浜田市から斉藤稔哲先生を副院長として迎えました。そして、「生き生きとした本吉」「本吉が好き」「本吉の生活が楽しい」という地域づくりに医療の面から貢献したい、という理念の下、在宅医療を充実させ、自宅で安心して医療が受けられる体制づくりが進めることになりました。しかし、東北地方の広くに「病人は病院で!」という慣習が根づいており、在宅医療を始めるには住民や地域の理解を得る必要がありました。

そこで、厚生労働省在宅医療連携拠点事業(復興枠)の助成を受け、本吉病院が主体となって、保健師、ケアマネ、介護師、薬剤師など地域の関係者たちを巻き込む取り組みが開始されました。私たちは、桜新町アーバンクリニック院長の遠矢純一郎医師とプラタナス ナースケア・ステーションの片山智栄看護師の協力のもと、多職種間連携研修等の事業を受託しています。

 研修事業は主に、シンポジウム、遠隔教育セミナー、実地研修の三本柱です。

●シンポジウム
 2013年1月26日、本吉公民館で、地域住民、医療介護関連事業者を集めた第一回シンポジウムを開催しました。シンポジウムのテーマは、地域の要望により、「在宅医療と看取り」になりました。100名以上の参加者があり、会場は登壇者に真剣なまなざしを向けていました。



 斉藤副院長は「在宅医療における、患者や家族の不安は、看護や介護など様々な分野の連携で解消出来る」と述べました。また、年末に家族を自宅で看取った女性が、多くの医療・介護関連のスタッフに支えられた体験を語りました。登壇者である保健師の鈴木由佳理さんやケアマネの吉田理恵さんは、「この地域でも、やっと在宅医療について語れる日が来た!」と感慨深い表情を浮かべていました。

 その様子は三陸新聞やTBC東北放送でも報道されました。




●遠隔セミナー
 
 在宅医療や慢性疾患の早期発見・治療に関する在宅医療に関わる多職種向けの包括的な遠隔教育セミナーを実施しています。気仙沼市立本吉病院2階会議室と桜新町アーバンクリニックをテレビ会議システムでつなぎ、講義と質疑応答が活発なセミナーになっており、セミナー後のアンケート調査を通じたフィードバックでも、ご満足いただけているという結果が出ております。



●実地研修

 本吉地域の在宅医療を支える中心的な役割を期待された看護師や、在宅医療を支える医療・介護関連の多職種スタッフを桜新町アーバンクリニックや松原アーバンクリニック等の関連施設に派遣し、実地研修を行っています。

 12月に実地研修を受けた2名の看護師は、「大変勉強になった!」と喜んでおられました。




 本吉地域のコミュニティのちから、川島院長、斉藤副院長、及川課長、林健太郎先生、そして全世界を飛び回る原田奈穂子看護師、現地に張り付いている地域の医療を守る会の田村さん、プラタナスの先生方、そして私たちメディヴァの支援チームの協力で、本吉地域の医療が新しい出発を遂げていることが、嬉しくて仕方ありません!


今後も、地域のニーズに応じた、在宅医療の仕組みづくりのための支援を行っていきたいと思っています。


03-3709-2992 (園田)



ご寄付をいただきました!

東日本大震災被災地における地域医療を守る会の事務局の玉井です。

今週、東日本大震災のあったあの日から2回目の3月11日を迎えました。

「現地の皆様のご努力」「日本全国だけでなく世界の各地の方々のお力」「2年という時間」によって、被災地は着実に復興に向かっているものと確信しています。(自力、他力、時間の合わせ技です!)

しかし、例えば道路などのインフラを中心とした復興が目に見えて進む一方、地域のコミュニティなど目に見えにくいソフト的なものは、未だに被災の ダメージが残っている様にも感じます。(それに、実は目に見えないものが大切だったりする気がします。)

2回目の3.11を迎えて、今の私の気持ちは、これからもどんなカタチにしろ被災地支援をずっと続けようと思うことです。(ライフワークになるか も。。。)

実は、3.11の朝、北欧の海運会社の"ワレニウス ウィルヘルムセン ロジスティックス エーエス社"様から40万円のご寄付をご送金いただい た旨のメールを受取りました。

少しお話をお伺いしたところ、社内に設置されている飲料用のベンダーマシーンの代金を纏められてご寄付いただいたそうです。使途を公募したところ 従業員の方々から「震災復興になんらかの支援をしたい」という声が多く、会社で検討をされて私たち"東日本大震災被災地の地域医療を守る会"への 寄付をお決めになったそうです。

本当に有難うございます。「今も被災地のことを想う方々が多くいること。」「また、私たちの活動のことをお知りになり、応援しようと考えて下さっ た方々がいること。」を実感し、とても嬉しい気持ちになりました。

一方で、理想通りに復興支援が進まない焦燥感などが全く無いと言ったら嘘になります。

でも、『今も、どこかで、だれかが、応援してくださっている。』という事実を大きな心の支えにして前進したいと思います。

先日もアマゾンのほしいものリストを見られた方から被災地の産婦人科診療所で使う大きな靴箱をお贈りいただきました。

この様な多くの方々のご支援、ご声援によって少しずつですが前に進んでいると実感します。今後もずっとずっと息の長い支援をいただけましたらと思 います。

最後に、改めてご支援いただいた皆様方に厚く御礼申し上げます。
有難うございました!
プロフィール

メディヴァ

Author:メディヴァ
プロジェクト事務局です。コンサルティング会社の強みを生かし、被災地の医療復興に尽力します。

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